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VOLVO専門店の認証工場(運輸局認証番号3-4380)車検・整備・修理・点検などお任せください

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2011年3月8日

ボルボV70 ボディ振動

加速時や 80km/h以上で ボディー全体に振動があります。基本的なホイールバランスやタイヤの不具合では無さそうです。

ドライブシャフトが怪しいと言う事で点検してみます。

  

写真は左側のシャフトです。中間のジャバラのブーツの部分に遊びがあります。分解してみると・・。

  

中はグリスが無いに等しく、見た瞬間に「ココだな。」と言ってしまいました。通常はグリスが相当量 入っており 開けた瞬間 グリスがドロッと大量に出てきます。以前の修理でグリスを入れてないんだと思います。

今回は費用の関係で 中古パーツで交換しました。ドライブシャフトブーツが切れたら 早めに交換しましょう。ブーツの交換だけでは済まなくなってしまいます。

 


04:00 | ボルボV70 XC70

2011年2月24日

ボルボXC70 旋回時に異音

車庫入れの時や立体駐車場のグルグル巻きのスロープで下回りから「コッキン コッキン」と異音がします。

どうもプロペラシャフトが怪しいので点検してみます。

  

アングルギヤ(フロントのデフ)との連結部分が 大分ガタがあります。プロペラシャフトを外して点検します。

  

CVジョイントのブーツが破れグリスが無くガタガタになってました。

昔、高速走行中に この部分が分解してシートの下から大変な音と共に走行不能になった車両がありました。

異音がしたら すぐ点検しましょう。

 

  


22:30 | ボルボV70 XC70

2011年2月9日

ボルボV70 ハブベアリング

タイヤノイズなのか、ハブベアリングなのか判断が 難しい音や、直進時は なんでもないのにコーナーを曲がっている時に「ウォン ウォン」と音がしたり、症状は色々あります。

  

原因は水の浸入や錆による ベアリングの破損。ブッシュの切れやボールジョイントのガタによるアライメントの狂いでハブに負担が掛かり異音が発生したりです。

  

最悪の事態として 走行中にホイールが外れてしまう事が あります。又、焼き付いてロックする事もあります。

ハブベアリングは高価ですが、純正や、それ同等のパーツで交換しましょう。又、なぜハブベアリングがダメになったのかも大事です。水や雪による錆が原因の場合は交換して完了ですが 足回りの不具合が原因の場合は 交換しても1年程でダメになってしまいます。

 

 


23:17 | ボルボV70 XC70

2010年12月8日

ボルボXC70 ガソリン漏れ

最近 多いんです。これが。

満タンにすると、車の下からガソリンが ボタボタと漏れてきます。給油口とタンクをつなぐホースが 経年劣化で破損します。

 

今回はAWDなので サスペンションメンバーの奥にあり、メンバーを少し降ろします。

 

こんな感じでしか見えません・・・

 


20:17 | ボルボV70 XC70

2010年11月26日

ボルボV70 A/Tオイル交換

V70やXC70等 2000y以降の5速オートマは オイル交換をしないと壊れます。

大体、3万km〜4万kmごとに交換を お勧めします。変速ショックが大きくなったり ギヤが、つながるまでの間隔が長くなってからの交換では遅いのです。悪い症状が出る前に交換して行きましょう。

又、電子制御の5速A/Tなので専用オイルでの交換が必須です。交換後にテスターでカウンターのリセットも必要です。A/Tのコンピューターにオイル交換を実施した事を教えて 油圧の変化に対応させるのです。

 

 


00:01 | ボルボV70 XC70

2010年8月16日

ボルボV70 エンジン不調 

しばらく走行すると エンジンがブルブル振るえだしパワーも低下します。メーターには警告メッセージが表示されます。

どこか一気筒 点火してない訳ですが 良くイグニッションコイルが死亡します。でも、今回は違いました。

テスターで診断すると「No3シリンダー ミスファイヤー インジェクター噴射量低下」って出てます。とても珍しいです。

念の為No1とNo3を入れ替えて試運転してみます。15分程走行すると同じ症状が現れました。すぐ診断するとNO1シリンダーに移っていました。インジェクター本体の不良が確定です。

今回は予算の関係で一本だけの交換でした。ただ他のインジェクターもダメになる恐れはあります。様子見が必要ですね。

 


02:15 | ボルボV70 XC70

2010年7月15日

ボルボXC70 ボールジョイントのガタ

タイヤが変磨耗したり 旋回時に異音がします。

点検するとコントロールアームのボールジョイントにガタが ありました。分解すると、すでに抜け落ちる位 ひどい物でした。非常に危険な状態です。

  

285はボールジョイントだけ交換が可能です。エンジンメンバーを若干下げる為、なかなか派手な作業ですが、やる事は単純作業です。

  

なぜ、こんな事になるのかは、正直分かりません。乗り方なのか 部品の 当り外れなのか。

でも、走行中に以上が感じにくい不具合なので、定期的な点検は必要だなぁ と思います。

 

 


03:24 | ボルボV70 XC70

2010年7月6日

ボルボV70 ヒーターコアより水漏れ

エアコンの温度を フルコールドから温度を上げた時や 暖房を使用している時、クーラントの甘い匂いがする場合 ヒーターコアの水漏れが考えられます。ヒドイ場合、助手席の足元が濡れてしまいベトベトになります。ベージュなどの内装は緑色になってしまいます。

 

付いてる位置はカーステレオの裏側あたりです。足元を分解すると漏れを確認できます。

   

上の写真のように アルミのコアとプラスチックのタンクの継ぎ目から漏れます。

ヒーターコアの交換は そんなに難しくないですが、足元の濡れた所の掃除と乾燥が大変です。

 


01:13 | ボルボV70 XC70

2010年5月14日

サンルーフの修理

S60のサンルーフがスライドしなくなりました。メカニズムの破損です。

サンルーフ全体を分解して作業します。

  

エステートですとリヤゲートから天井やサンルーフAssyを取り出せるのですが、今回はセダンの為、フロントシートの脱着が必要です。ドアから斜めに取り出すからです。

せっかく分解したので雨漏れの対策も施しました。

 


23:12 | ボルボV70 XC70

2010年4月22日

ボルボV70 エアコンの室内温度センサー

エアコンのボタンのランプが点滅する事があります。オートエアコンの場合、数個のモーターやセンサーを使用しています。これらが不具合を起こすとランプが点滅します。下の写真の網の中にあります。

   

今回は室内温度センサーがダメでした。これは、センサーに小さいファンが付いていて空気を吸い込みながら空気の温度を判断します。

  

写真は空気を吸う際にホコリも一緒に吸う為に、センサーがホコリまみれになった写真です。掃除で回復する物も有りますが、写真位になるともうダメです。交換しか道がありません。

室内を掃除する時に 掃除機で外から吸ってあげると良いですよ。

 


23:45 | ボルボV70 XC70

2010年4月5日

ボルボV70 ウインカーレバー戻り不良

交差点を曲がった後や 車線変更後にウインカーレバーが戻らない場合、ウインカーレバー本体が疑われますが、ボルボの場合 その相手側のコンタクトリールの破損の恐れがあります。

  

  矢印上部の黒い部分でレバーを押し戻すのですが、リール本体を固定する部分(矢印の所)が折損している為、リールが動いてしまい、うまくリリースできないのです。

場合によってはコンタクトリールの接触不良にもなってしまい、SRSの警告灯が点灯してしまいます。

 


23:00 | ボルボV70 XC70 | トラックバック(0)

2010年3月24日

ボルボ ターボ車のバキュームホース

ターボ車に良くある不具合ですが、ラムダマーク又はエンジンチェックランプが点灯した場合や、加給が上手くかからない場合は、タービンにつながるバキュームホースを点検しましょう。ゴムが劣化して、そこからエアを吸い込みブースト調整が上手くできなくなります。

  

写真では 分かりづらいのですが、タービンには3本のホースが行ってます。大体、付け根の部分がダメになっています。お客様によっては、赤や青のホースと交換したりします。

これ以外のバキュームホースも劣化しますので、一緒に点検、交換をするとよいですよ。

 


00:18 | ボルボV70 XC70 | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年2月19日

ボルボV70 エアコンガス漏れ

初期のV70に多いのですが、エアコンの低圧ホースのカシメの部分からガス漏れを起こします。

  

対応としては交換しかありません。

  

見た目では どこが良くなったのか判りませんが、この不具合は97y〜98yのモデルで多く それ以降の車両では今の所漏れません。対策されたホースが装着されているんだと思います。

 


14:59 | ボルボV70 XC70 | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年2月11日

ボルボV70 オルタネーターの不具合

V70は99yモデルからオルタネーターがワンウェイのプーリーに変更されています。ベルトによって回転している訳ですが、今まではエンジン回転が落ちるとオルタネーターの回転も落ちます。

ワンウェイのプーリーはベルトの回転が落ちてもオルタネーターの中身だけは惰性で回転を続けます。

つまり、発電にロスが無く 平均的な充電及び発電ができるのです。

しかし、このワンウェイクラッチが滑ってしまいベルトが回転しても発電しなくなってしまうんです。

   

この場合は 残念ながらAssy交換です。

バッテリーが上がる等の症状の前に 何かの警告灯が点灯したりします。各コントロールユニットへの供給電源が低下する為、誤作動するのです。一般のサーキットテスターは平均電圧を表示する為、13V〜13.8V位を表示してしまいます。オシロスコープの様なテスターで診断すると、線グラフ表示なので良く判ります。13.5V前後でグラフの線が安定して伸びてきますが、ライトを点灯したり エアコンをONにすると11Vまで低下したままなのです。負荷をかけるとワンウェイクラッチが滑ったまま回転しているのが判ります。

 バッテリー上がりの場合はブラシの磨耗やレギュレーターの不良の場合が多いので その部分だけ交換します。

 

オルタネーターの不具合は色々ありますが、昔のようにチャージランプが点灯したから交換 みたいな事は、もう殆どありません。Assy交換なのか部品交換で済むのかは経験と判断力が必要です。なんでもAssy交換すれば簡単ですが・・。

 

 


19:59 | ボルボV70 XC70 | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年1月12日

V70 2.5TLE 09yモデル ローダウン

遅くなりましたが、2010年も よろしくお願いいたします。

今年 最初のブログです。

NewV70のダウンサスへの交換です。カタログの写真では、結構カッコ良く写っています。が、現車を見ると「車高が高いか?」と言う印象です。

   

今回はAPEXのダウンサスを使用しました。

   

交換後、だいぶカタログのイメージに近くなりました。乗り心地も良い感じです。18インチや19インチのホイールを入れると、もっとカッコ良いかもしれません。

やはり、新しい車は色々な意味で良いと思います。燃費は8km/L前後です。高速を走ると、いままでのボルボには無いドッシリ感があります。ブレーキの効きも良いです。内装の質感は、かなり高く 近頃のプラスチック感はありません。850やV70よりは大きく、実際に運転してみても「大きいなァ。」と思いましたが、すぐ慣れました。国産車の大きいミニバンと変わらないでしょう。

このV70は アウトゲゼレのデモカー的な車です。(普段は自分が乗ってます・・。) 日頃 当工場をご利用頂いているお客様は試乗できますので「新しいのは、どうなの??」って思ってる方は声を掛けて下さい。

 

 


21:51 | ボルボV70 XC70 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年12月26日

ボルボV70 C70 ブレーキ鳴き

ブレーキ鳴きですが、99y以降のT5や98y以降のV70Rは フロントローターが普通のV70より大きいサイズが装着されています。このタイプのフロントブレーキは 暖まってくると かなり大きなブレーキ鳴きを 起こす事があります。パットを交換してもローターを研磨したり交換しても直らない場合はキャリパーのトルクメンバーを交換する必要があります。

対策部品になっており、ウエイトが大きくなって 共振を抑えます。

   

交換した部分がゴールドに新しくなっております。

この車両が発売された当時、何をやってもブレーキ鳴きが 直らず大変苦労した覚えがあります。その頃は まだ新車保証整備の頃なのでお客様も御立腹でした。そして、このパーツが出てきました。

ブレーキが鳴かなければ 交換の必要はありません。


16:14 | ボルボV70 XC70 | コメント(1) | トラックバック(0)

2009年12月5日

パワステの不具合

ハンドルを回すと「ウィーン」と うなり音がする時があります。一般的には、オイル漏れによるリザーブタンク内のオイル不足が原因です。が、今回はオイル漏れでは無く、オイル内にエアが混入してしまい うなってしまうトラブルです。

  

左が新品 右が古いタンクです。右は膨らんでいるのが分かります。

この中にオイルの通るパイプがあるのですが、そこが折れてエアが混入するのです。

左が 折れたパイプ 右が正常なパイプです。

ただのリザーブタンクですが オイルの流れがあります。

プラスチックの部品は軽量で良いのですが、熱による硬化で破損等のトラブルは多いです。昔のように 真鋳やアルミで 出来ていればよいのですがコストの事もあります。

今回の対策として V70(285)の後期モデルのタンクとホースに交換すると良いかもしれません。

 

 


18:55 | ボルボV70 XC70 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年11月27日

V70 ヘッドライトリフレクター

V70のヘッドライトリフレクターの再メッキ加工ですが、現在 多数の御注文及び、お問い合わせを 頂いております。

数名のお客様に お待ち頂いている状況ですが、順次 対応いたしますので、お待ち下さい。

ご迷惑を お掛けします。

     

    


19:18 | ボルボV70 XC70 | コメント(3) | トラックバック(0)

2009年11月13日

「エンジンパワーテイカ」の警告メッセージ

今年の夏から多いんです。この故障が・・。

エンジンはストールしてしまい、再始動しても まったく吹け上がりません。路肩に寄せるのがやっとです。

99y以降のモデルは電子スロットルを採用していますので、ココが壊れるとアクセルを踏んでもエンジンは吹けないんです。

   

写真の様に、スロットルボディーにはアクセルワイヤーの付く所がありません。制御はすべて配線を通る電気信号で行います。左が古いスロットル。右が新品です。

  

裏側を見ると真っ黒でした。ただ、今回の不具合は内部の接点の不良で熱の影響の為、掃除をしてもダメなんです。

このタイプは02yモデルまでで、03y以降は違うメーカーに変更されています。

アイドリングが不安定だったりした場合は清掃で良くなる事もあります。今は、どのメーカーも電子スロットルを採用しています。燃費向上や排出ガス低減の為です。あとは新車のコストを下げる為と言う話もあります。修理する立場の自分が思うに「良し悪し」だと。

しかし、このスロットルボディーは値段が高い。

 

 

 


22:00 | ボルボV70 XC70 | コメント(1) | トラックバック(0)

2009年10月22日

ボルボXC70 エアコンフィルターの交換

エアコンのダストフィルター(ポーレンフィルターとも言います)は、1年又は、10000kmで交換が目安になってます。

これが汚れすぎると 風の流れが悪くなる為、ブロアファンモーターに影響があります。ファンの回る音が大きいわりに 風が弱い場合は、ココを疑いましょう。

V70ポーレン1V70ポーレン2

新品のフィルターは「白」です。

交換作業の時に、クシャミが止まらなくなる事がありますそれだけ、汚れているって事ですね。


18:15 | ボルボV70 XC70 | コメント(2) | トラックバック(0)

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