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整備事例

ボルボV70 水温センサーとサーモスタット

V70の水温センサーとサーモスタットの交換です。水温センサーは水漏れ、サーモは開きっぱなしです。

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水温センサーの配線の付根から漏れていました。LLCが緑に乾いて付着しています。

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左が新品です。冷却水やオイル類のセンサーは 今回のような漏れ方をする事があります。

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破損したサーモスタットです。夏場は気付かない事が多いです。寒くなりヒーターが効かなかったり水温計が上がりづらい、走ると下がってしまう、等が症状です。

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組み付け後、漏れたLLCを お湯で洗浄します。そのままですと、緑の跡が残ったままになってしまいます。

「また漏れてます」って事にならないように、良く洗浄して完了です。

ボルボV70 ダッシュボードの異音

V70(875)は ダッシュボードが「バキバキ」とか「ミシミシ」とか、走行中に外れてしまいそうな音がするようになる事が多々あります。

今回 これから納める中古車ですが、登録に陸運局に行く道中 バキバキ音が酷く 「修理しないとダメだな」となりました。

とりあえず、ダッシュボードを外します。

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よく、見る風景です。今回はエバポレーターの交換とかでは無いので これ以上は分解しません。

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ダッシュボードを固定するネジの相手側が こっぱみじん になってます。

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そのカケラと 脱落したネジの相手側です。

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このように エポキシでガッチリ固めます。念のため24時間 放置して固めます。

この後、再現して試運転します。バキバキ音は消えました。後日 無事に納車です。

ボルボV70 ABSからブレーキオイル漏れ

ブレーキオイルが減ると言う事で御入庫です。

ABSモジュールから漏れており 交換が必要です。

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ブレーキオイルでABSユニットがオイルまみれです。恐らく中まで浸透してます。

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こうなってしまうとコントロールユニットは再利用できません。リペア済みの中古と交換です。

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このモジュールから漏れてます。こちらも今回は中古で交換します。

ブレーキオイルは 水分を吸いやすいのと引火しやすい性質があります。コントロールユニット

を再利用した場合、浸透したオイルに引火する可能性もあります。又、将来的に湿気を吸収して

内部が錆る事もあると思います。

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組込み後、ブレーキラインのエア抜きをします。ブレーキオイルは水で落とす事ができますので

作業後は良く水を流して洗浄します。

ボルボV70R ラジエター水漏れで交換

ラジエターから水漏れです。

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アッパーホースの付根と その下のカシメから漏れてます。ラジエターは交換です。

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V70Rは ラジエターにアプローチするまでに外す部品が多いです。インタークーラーパイプ

や、タワーバー、エアクリーナーBOXなど。ラジエター本体を外すのも専用インタークーラー

の為、やりづらいです。

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今回は 社外品で交換します。右の旧品も昔は シルバーでした。黒く汚れています。

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新しいラジエターを載せ 復元していきます。

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エキスパンションタンクが ヒビ割れしていたので これも交換しました。

後は エンジンルーム内に漏れたLLCを スチーム洗浄して完了です。

ボルボV70 左ウインカー作動せず。

左ウインカーが出ません。ウインカーレバーの内部不良は 良くありレバー交換をしますが、

今回は様子が違います。点検したところステアリングホイールモジュールが不良です。

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ハンドルを外し コンタクトリールが見えます。この奥にモジュールがあります。

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コンタクトリールと一体で外した後 モジュールを付け替えます。右が新品。

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組込み後 ステアリングを付けますが、左手に持っているプレートがコラムシャフトに共締め

されます。これはウエイトで、アイドリング時の振動を軽減する役割を持ちます。状況に応じて

重さが違う物に交換する事ができます。

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交換後 テスターの自己診断と作動点検で完了です。

ボルボV70 ラジエター交換

車検で御入庫のV70です。 ラジエターにヒビ割れを発見。交換する事に。。。

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ラジエターを交換するために ダクト類や電動ファンをはずします。

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全体が見えたら ホース類を外し ラジエターを下から抜き取ります。

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作業としては そんなに大変ではありませんが、大袈裟に感じます。

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上が新品です。今回はお客様と相談して社外品を使います。99y以降のV70は バレオ と言うメーカーのラジエターが純正ですが、OEMが無く 恐らく国内にはニッセンしか社外は無いと思います。

V70ラジエター

新品をマウントして、

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ホース類やダクト類 電動ファンを復元します。LLCを入れて エア抜きと水漏れの点検をして完了です。

 

 

ボルボV70 エアコンの風出ない

エアコンを10分位使うと風が止まります。

ブロアファンモーターか、レジスターか。どちらかを判断します。

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グローブボックスを外して エアコンを作動させます。しばらくすると、ファンが止まりました。

判断のチャンスです。

V70ブロアファン

サーキットテスターでは電圧はOKです。「レジスターっぽいな」と思いながら、カプラーを ゆすってみます。

すると、動きはじめました。が、しばらくすると止まります。レジスターの交換をします。

V70ファンレジスター

ブロアファンAssyを外して 分解します。

V70ファンレジスタ

左が新品です。見た目では 不具合は わかりません。

復元して エアコンを作動させ、しばらく様子を見ます。

もう、ファンが止まる事は無く、冷えも良好なので 完了です。

ボルボV70 O2センサー交換

エンジンチェックランプの点灯です。排気システムのメッセージも出てます。

V70 O2センサーⅱ

テスターで確認しますと O2センサーの不良で モニターでも反応がありません。

フロントのO2センサーと交換します。

V70 O2センサー

外したO2センサーです。不具合は見た目では 残念ながら分りません。

 

V70 O2センサーⅲ

今回 V70はNAの01yモデルなので エキマニの上にセンサーがあります。

交換後、テスターで更正して 試運転して反応を見て 完了です。